解放区

言葉として、記録として

Road trip to Rotorua

 Kia ora! おはようございます。

 Kia oraは、マオリ語でのWelcomeで、ニュージーランド全体でよく使われる出会いの挨拶です。今日は天気も良好、よき旅日和となりまして、Rotorua, HamiltonまでのRoad Tripをしてきました。

 

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 レンタカーを借りて行く訳ですが、写真上のような道を延々と200km超(汗)車で走り、やっとこさ到着。。なかなかタフなドライバーのおかげで無事に到着できました。

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Lake Rotorua

 Rotoruaはニュージーランドで4番目に人口の多い都市、と意気込んでいたのですが、人も多すぎず、ゆったりとした時間の流れる街でした。今日は聖金曜日(Easter)という祭日も重なり、人もまばらでした。

 写真上のLake Rotorua周辺は、温泉地ということもあり、街全体に硫化水素の匂いがひたすらに立ち込めています。写真右下の地面の割れ目は噴気孔になっていました。

 このように、街を嗅覚で感じられるというのは、ひとつ興味深い経験かなと思います。それは、その匂いがその街の光景や記憶を自分自身へ還元してくれるからです。たとえば、父の故郷である愛媛県八幡浜市の青石と蜜柑と土の匂いは、山に入って祖母と蜜柑を収穫した思い出をくっきりと蘇らせてくれます。自分の故郷である神戸にも、何か「故郷の匂い」があるように思うときがあります。私にとって特別な思い出、印象深さのある街にはこういった匂いが常につきまとっている印象があります。

 全くもって主観的ではありますが、こういう街の「匂い」を感じる、という経験は、皆さんにもあったでしょうか?