解放区

言葉として、記録として

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

創作短歌・五首

自選短歌五種ということで、折に触れ作った短歌を公開します。正直アンマリ上手くないです。僕は人に歌を見せるとか、創作を見せるとか、そういうことをしてこなかった人生なので、凝り固まった一元的言語観なのです。それを研ぎほぐしたいと思っているので…

夜霧のさき

閉塞感と疲労。バイトが短縮で普段より三時間早く終わる。楽になるかと思ったがそんなことはない、むしろいつもより忙しなく時間は過ぎていき、文頭の二つのものを抱えて家に帰る。 一人暮らしは気儘な自由が許されているが、孤独を知るのにも良い機会だと思…

替わらない証

皆さんにとって、書くことはどんな意味を持っていますか。 書くこと、国語の学習指導要領(文科省が出してる方針的なやつ)にも、欧米圏のカリキュラムにも必ず入っている「書くこと/Writing」という項目。と、いうことは書くことというのは実際的に社会にお…

文化の灯を守れ

人間の健康に本質的に作用しているのは、文化である。食生活、睡眠、スポーツ、他者との友好的な関わり、これらすべてに作用しうる基盤的な存在が、文化という総体だ。裏を返せば、文化は多くの事柄を包摂しているが、社会的な人間同士の関わりというのは文…