解放区

言葉として、記録として

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

平成最後の日に寄す

感慨は少々乏しいが、振り返る意味はあるだろう。 平成という時代が終わるらしい。このようなお祭りムードの時節に日本にいないのは痛恨だ。この目で社会がどのように動くのか、天皇の生前退位による元号の変化を見たかった。このまま歴史の節目に立ち会うこ…

雜考3

夜も更けてこちらは午前三時になります。朦朧とした思考で、拙筆を。 言語について。 「どういう状態になれば、英語をマスターしたと言えるだろうか」という質問に、友達は「その言語の『笑い』(comedy)が分かったときかなぁ」と答えた。その友達はニュージ…

雜考2

日本にいる友達から、電話で「写真を見る限り、最近生き生きしているね」という意の言葉をもらった。何故かはわからない。ここにきて特段表情や生活習慣を改めたわけではない。だが、思い当たるとすれば、ひとつここで棄てた意識があることだ。それは、「人…

Road trip to Rotorua

Kia ora! おはようございます。 Kia oraは、マオリ語でのWelcomeで、ニュージーランド全体でよく使われる出会いの挨拶です。今日は天気も良好、よき旅日和となりまして、Rotorua, HamiltonまでのRoad Tripをしてきました。 レンタカーを借りて行く訳ですが、…

雜考1

眠れないので、今考えていることを書きます。ブログらしい使い方でしょうか。 ここ数日、僕(一人称はフォーマルな時以外は「僕」にしようと思う)を悩ませるのが「時間」への意識だ。かいつまんで言うと、今の状態が永続しないという事実への鬱屈、あるいは…

翻訳事始―詩の言葉から

初めまして。自分の文章を人に見せるのは、やはり気恥ずかしい気もします。今回はまじめに、翻訳について、詩について、考えていきたいと思います。 日本と季節が逆なので、冷え込んできました。ニュージーランドに来て、大学で日々たくさんのことを学んでい…