解放区

言葉として、記録として

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

喪失の価値

昨日はじめて部屋に備え付けのヒーターをつけたら、埃の焦げる匂いが充満して参ってしまった。これは実感なのだが、今まで住んできた地域と季節が逆転していて、その中で”生活する”ということは、実に奇妙なことだ。

雜考5

カルチャーショックという概念がある。僕はそれについて少し誤解していたようだから、ここにその覚書をしておく。

雜考4

ここに来て二か月が経った。月並みな叙述だが、本当に一瞬のように感じられる二か月だった。この二か月で、おそらく僕は人生において最も変化したと思う。それはもちろん外見的な変化でなく、精神的なものだ。

幻を駆る

殊に英語を話していると、自分は不能感を感じることがよくある。自分には考えがあり、その詳細な部分まで英語では描き切ることができない、という種の不能感であり、閉塞感。